函館四稜郭 yonryo-goryokaku 北海道函館市陣川町

陵保式縄張
函館五稜郭・函館四稜郭・戸切地陣屋(旧松前藩)・田口陣屋(信州大給藩)・品川台場(東京港区)がある。

高さ≒2mの土塁先端部分/四陵郭内部の土塁/虎口正面の幅≒1m(左列)
内側から見た虎口桝形/説明版(右列)


別名 神山台場 築城年代 明治2年(1869)
縄張・種別 陵保式/平城 築城者 旧幕府軍(大鳥圭介設計)
遺構 空堀・土塁
復原 ---
国指定 史跡
攻城年月日 2003/8/26 配置図


【構   え】
五稜郭から北東≒3kmの丘の上に、2週間で造られたという西洋式の城。
規模は東西73m、南北45mの四角形で中央部分の幅がくぼんでおり、周囲は≒1.5mの堀が巡らされていた。
南側の大手門が出入口で、建物は造られなかった。
四隅に砲座が設けてある。

【歴   史】
明治元年(1868)に函館を占拠した旧幕府軍が、新政府軍の反撃に対処するために築いた。
同年5月11日新政府軍による函館総攻撃の際、わずか半日で陥落、敗走兵は五稜郭をめざした。

photo:ばつまるさん


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