土肥氏館跡 doi-yakata 神奈川県足柄下郡湯河原町



別名 堀の内館 築城年代 平安時代末期
縄張・種別 ---/--- 築城者 土肥実平
遺構 ---
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2005/5/22


【歴   史】
館の主、土肥実平は有力豪族中村氏の出身。足柄郡土肥郷を本領とする。
1180年源頼朝が挙兵すると嫡男の遠平ら中村一族を率いてはせ参じた。石橋山合戦で敗北すると、頼朝とともに落ち延び、「しとどの窟」に隠れていたところを平氏方の武将である梶原景時が見逃してくれたので、実平が船を用意し真鶴から房総半島へ脱出することができた。
頼朝は千葉氏・上総氏らを陣に加え、関東から大庭景親(現:藤沢市出身)をはじめ平氏を追い出した。以後、富士川の戦・常陸の志田義広(頼朝の叔父)討伐、1184年1月に源義仲討伐に従軍。同2月一の谷合戦では源義経の搦め手軍に所属。功により、備前・備中・備後の守護に任ぜられた。1189年、奥州合戦に参加。

photo:荒賀源外さん


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