高山陣屋 takayama-jinya 岐阜県高山市八軒町 1-5

高山陣屋復元図(左) 御門(右)


別名 --- 築城年代 元和8年(1695)
縄張・種別 ---/平城 築城者 金森氏
遺構 表門・御役所・御用場大広間
復原 ---
国指定 史跡
攻城年月日 2005/3/6


【歴   史】
元禄5年(1692)7月高山城主金森頼とき(変換できず)は出羽国上ノ山(上山城)へ転封となり、飛騨国は徳川幕府の直轄となった。幕府は8月18日関東郡代伊奈半十郎忠篤に飛騨代官を兼務させ、22日に加賀藩主前田綱紀に高山城在番を命じた。伊奈代官は金森氏家臣4家の屋敷を会所として金森氏転封後の事務処理にあたった。
元禄8年(1695)4月高山城の取壊しが始まり、金森重頼の娘3人が居住していた向屋敷に代官役所を移して「高山陣屋」と称した。以降明治維新に至るまで飛騨国の政務が執り行われた。
元禄8年当時の高山陣屋は≒2万8千uの広大な敷地を有していた。高山城三の丸にあった米蔵2棟を陣屋内に移築し御蔵とした以外、建物の配置規模は不明である。
のちに関東・西国・美濃に並んで飛騨は幕領の中でも有数の地位を占めるに至った。

photo:SPOOKさん


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