城下町「川越」はそこかしこに往時の面影を偲ばせる人気スポットだ。見物する場所も多く興味は尽きない。
西武新宿線の本川越駅から真っ直ぐ北へ、幸町界隈は蔵造り（土蔵造りともいう）の商家が立ち並ぶ。類焼を防ぐための耐火建築は江戸で盛んに造られ、この川越でも積極的に取り入れられた。
落ち着いた町並みによく合った鐘楼は、高さ１６ｍで３層の「時の鐘」。寛永年間（１６２４−４４）川越藩主の酒井忠勝が創建したと伝えられる。
周りが広々していて美しい建物は、大正７年（１９１８）に建てられた「旧八十五銀行本店本館（現：埼玉りそな銀行川越支店）」だ。 |
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