土肥城 doi-castle 神奈川県足柄下郡湯河原町城堀

城山への道/山頂にある本丸跡の城址の碑/山頂からの眺め・真鶴半島が見渡せる美しい景色/奥湯河原温泉郷にある不動滝(左列)
山頂・ここが城跡/硯石は源頼朝が力一杯踵で蹴った跡だとか/攻城記にあるウソ表示の看板(右列)


別名 --- 築城年代 平安時代末期
縄張・種別 ---/山城 築城者 土肥氏
遺構 空堀・堀切
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2005/2/10


【歴   史】
平安時代末期に湯河原を拠点としていた豪族の土肥氏が築城した。
土肥実平は源頼朝の挙兵に中村一族(土肥氏の祖)を率いて参加し、数々の戦功を挙げる。石橋山合戦でも終始頼朝につき従い、海路安房に渡った。なお、石橋山合戦の地を領していたので地形に明るく頼りになる人物であった。
その後、土肥氏は諸国に散っていった。(中国地方で栄えた小早川氏も末裔)
位置からして戦国時代には北条氏の砦として使われていたようだ。

石橋山合戦 を参照。

【攻城記】
番近いピクニックランド側は土砂崩れで通行止めだったので 白山入口バス停から入山しました。バス停脇の入り口に「白山(土肥城址)900M」という案内板が あるので、15分くらいだ、と思い入っていくと、最初こそ 道らしき道はあるのですが、15分も歩くと、何本もの倒木が道を 塞ぎ、前に人が通った気配が無くなります。 しかも、すでに900Mは歩いているはずなのにまだ尾根にも達しません。 さらに10分歩き、いよいよ道に迷ったかと思ったところで 頂上に出ますが、そこには、今来た道に向いた案内板に 「白山入口バス停1500M」とあるじゃないですか! 帰りに、もう一度、そのバス停脇の案内板を見てみると、 「ウソ1.5KMデス」などという落書きがあるのを発見しました(笑)
頂上には、石碑と硯石という石だけと、展望台の東屋があるだけです。

photo:SPOOKさん


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