成東城 narutou-castle 千葉県山武郡成東町成東入道山

隣の浪切不動尊より望む/「推定二の丸跡城之内曲輪」とある/堀跡(左列)
公園入口の城址の碑/遺構は山道に残る?/成東町の向こうは九十九里海岸(右列)


別名 鳴戸城 築城年代 応永年間(1394〜28)
縄張・種別 ---/平山城(丘城) 築城者 印東四郎入道
遺構 土塁・空堀
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2003/12/21


【歴   史】
鎌倉時代からこの辺りを支配していた千葉氏の一族である印東氏が安貞元年(1227)にこの地を本拠とし、四郎入道(南郷師常)が築城したといわれる。
当時、成東町は上総国武射「南郷」といった。
享禄3年(1530)千葉勝胤(千葉氏21代目)・胤定父子が再興したと伝えられる。
胤定はこの後、成東氏と名乗る。
天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの折り、胤定の子・将胤は佐倉城の重職にあったことで小田原城陥落時に成東城も開城、成東氏も後北条氏とともに滅びてしまった。
徳川家康関東入封後は石川氏・青山氏が2万石として入城したが元和6年(1620)に廃城となる。

photo:あられ


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