一郷山城 ichigoyama-castle 群馬県多野郡吉井町多比良

標高491mの牛伏山遠望/山頂展望台の模擬天守(左列)
高崎方面を臨む/西の峰・金毘羅山から東の峰・一郷山を見る(右列)


別名 --- 築城年代 永享10年(1428)
縄張・種別 ---/山城(のろし台) 築城者 上杉憲実
遺構 ---
復原 模擬=天守
国指定 ---
攻城年月日 2004/3/21


【歴   史】
永享10年(1428)関東管領・上杉憲実は鎌倉公方・足利利持と争い、鎌倉から撤退し平井城へ拠った。
そのころ、西方の備えとして新堀城(多比良城_多野郡吉井町多比良)とともに築城されたという。
この城は山頂にあり見晴らしがよいのでおもに「のろし台」として使われたと考えられる。
永禄6年(1563)上州西部へ進出してきた武田信玄は、平井城(管領府)攻略の手始めに一郷山城を攻めた。
この攻撃に一郷山城と新堀城は壊滅的な打撃を受け落城。

photo:あられ


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