丸山城 maruyama-castle 大阪府豊能郡能勢町地黄

「丸山」の名にふさわしい城の全景/城跡に佇む荒れ果てた神社/登リ口の標柱には書き直したような跡がある(左列)
城の大手口付近にある石造九重塔/曲輪跡と思われる平地/日当たりの加減から本丸跡と思われる(右列)

石造九重塔
丸山城大手口付近にある塔。
鎌倉時代弘安11年(1288)に造られた塔で、高さは309.4m。町には百数十基の塔があるが、九重塔はただ一基。石は花崗岩で写真でみると立派な相輪があるが欠損している。


別名 地黄古城 築城年代 鎌倉時代
縄張・種別 ---/山城 築城者 能勢氏
遺構 本丸跡・曲輪跡
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2005/6/14


【歴   史】
標高278mの丘陵地は、鎌倉時代のころより能勢氏が拠点とした中世の山城がある。
長元年間(1028-’36)に源頼光の子・頼国がこの地を領した。丸山城は「地黄古城」とよばれ当初はこちらが本拠地だった。
元和元年(1615)新城として地黄城(地黄陣屋)を構築、丸山城から石材や木材を多く運んだという。

photo:にゃごりんさん


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