三城城 sanjyo-castle 長崎県大村市三城町

曲輪跡(左) 本丸跡(右)


別名 --- 築城年代 永禄7年(1564)
縄張・種別 ---/平山城 築城者 大村純忠
遺構 曲輪跡・堀切etc...
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2007/8/14


【構   え】
「三城」とは3つの城ではなく、3つの曲輪からなっていたところからの名前である。
現:大村市の中心を流れる本堂川(大村川)を前面に、標高37Mの丘陵にあり、本丸を中心に、北に二ノ丸、南西に三ノ丸が配された。城域は250M×210M、空堀や土塁が設けられている。

【歴   史】
永禄7年(1564)、日本で最初のキリシタン大名として知られる大村純忠が築いた。
元亀3年(1572)周囲の武雄領主の後藤貴明・平戸(平戸城)の松浦隆信・諌早(諌早城)の西郷純尭連合軍に包囲された。このとき名のある武将は7名しかいなかったが、わずかな手勢で死守した。後世「三城の七騎籠り」と呼ばれている。
慶長4年(1599)、純忠の嫡子・善前(yoshiaki)が玖島郷に玖島城を築き居城を移した。寛永14年(1637)廃城となる。

photo:ばつまるさん


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