桑名城 kuwana-castle 三重県桑名市吉之丸

見取図によると天守と多数の櫓や門を備えた城であった/戊辰戦争で使われた大砲(左列)
二の丸の堀にかかる橋(右)


別名 扇城・旭城 築城年代 文治2年(1186)
縄張・種別 ---/平城 築城者 桑名行綱
遺構 天守台・堀
復原 ---
国指定 ---
攻城年月日 2002/10/5


【歴   史】
文治2年(1186)鎌倉幕府の命により伊勢平氏桑名行綱が築城。
天正2年(1574)織田信長の伊勢平定で落城後、信長の家臣滝川一益の所領となる。
同19年一柳右近が桑名を所有し、新たに築城。
文禄4年(1595)氏家行広が城主となったが関ヶ原の合戦で西軍に属し敗北、無血開城をした。
慶長6年(1601)本多忠勝が入封、城を拡張整備する。
そのあと、久松松平氏、奥平松平氏と城主が替わり、文政6年(1823)また久松松平氏に戻る。
明治元年(1868)官軍の攻撃を受けて開城、このとき城は焼け落ちた。

城跡は九華公園となり、天守台跡と本丸、二の丸の幅の広い内堀と中堀、外堀の一部が残っている。

photo:シリウスさん


Back
Home