明石城 akashi-castle |
兵庫県明石市明石公園 |
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坤(ひつじさる)櫓と巽櫓/坤櫓/天守台(左列) 巽櫓/天守台への石段/本丸跡(右列) |
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天守台
天守台からの眺めは壮大で、瀬戸内海の明石海峡や淡路島が望まれる。
坤(ひつじさる)櫓
伏見城から移築。藩主の屋敷跡「居屋敷曲輪」から見上げる。
巽櫓
船上城(市内・船上字古城)から移築。
「居屋敷曲輪」と西の「山里曲輪」の間にある「竪の門」跡から見上げる。
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別名 |
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喜春(きしゅん)城 |
築城年代 |
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元名5年(1619) |
縄張・種別 |
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連郭式/平山城 |
築城者 |
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小笠原忠真 |
遺構 |
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坤櫓・巽櫓・天守台・石垣・堀 |
復原 |
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国指定 |
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重文=坤櫓・巽櫓 |
攻城年月日 |
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2002/5 |
【構 え】
本丸は人丸山の台地西南端、東へ二の丸と東の丸を連郭式、南には居屋敷曲輪と三の丸、西に稲荷曲輪と山里曲輪、北へ北の丸を配する。
本丸西端の天守台には天守を築いていないが、本丸の四隅に三層の隅櫓を置き、東南の巽櫓と西南の坤(ひつじさる)櫓が現存する。
両櫓は、千鳥破風と唐破風を巧みに組み合わせ、「石落とし」がなく、白漆喰総塗こめの美しいもので、鶴が舞う姿に似ている。
隣接の「人丸神社」を南北に東経135度子午線が通過すし、明石天文科学館の大時計が、日の本国の標準時を刻んでいる。
【歴 史】
元名5年(1619)小笠原忠真(ただざね)が、信濃国松本城より10万石で入封し築城。
二代将軍徳川秀忠の命で当時あった船上(ふなげ)城を改め、また岳父に当たる姫路城主本多忠政の協力を得ての新築だ。
寛永9年(1632)忠真が豊前国小倉城へ移転後、松平(戸田)・大久保・松平(藤井)・本多・松平(越前)・と徳川一門の居城となる。
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photo:ばつまるさん2葉(上左・中左) |
photo:メリケンさん4葉(上右・中右・下) |
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