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| 日本の馬 |
だっ、誰だ!牛だなんていっているのは・・・
競馬などでお馴染みのサラブレッドやアラブ種を見慣れた現代人には、体高120センチから145センチの馬といえば大きなロバにしか見えないだろう。しかも足は短く全体にずんぐりむっくりしている。ちなみにサラブレッドは約160センチだ。
ところが馬力では負けていない。小柄とはいえ体重プラス40キロにもなる武具をまとった荒武者を背に戦場を駆けめぐるのだから。
あんまし小さいのでケガをした愛馬を背負って陣地まで戻ってきた武将もいたという。(想像して泣き笑い
○○牧など「牧」のつく地名の場所は領主の命で馬の飼育が盛んに行われていた所だ。現在でも木曽、阿蘇、北海道で日本馬が飼われている。 |
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| 毛色でつける名称 |
馬の場合は気性も個性的だが、毛色、肢の白い模様、顔の白い模様、、つむじの4つが大きな特徴となる。
ここでは毛色を観察してみる。
◆鹿毛(かげ)
全体が赤褐色か黄褐色で、長毛と肢の下の部分は黒色。
◆黒鹿毛(くろかげ)
全体が黒っぽい赤褐色か黄褐色で、目の周り下腹、股間は褐色、長毛と肢の下の部分は黒色。
◆栗毛(くりげ)
全体が黄褐色で、長毛も同色が少し白っぽい。
◆栃栗毛(とちくりげ)
栗毛よりも全体に黒味がかっている。
◆青毛(あおげ)
全体が黒い。
◆葦毛(あしげ)
もともとは栗毛、鹿毛、青毛だが、全体に白色が混ざり成長するほど白味が増す。 |
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| ただ者ではない |
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日本馬 |
サラブレッド |
| ◆体 |
体高 |
120cm |
160cm |
| 体重 |
250kg |
500kg |
| ◆速度 |
全速力 |
甲冑を纏った武者を乗せると人が走るのと同じ |
時速60km以上(競走馬)(^^)v |
| ◆力 |
輸送力 |
150kgの荷物を背負い1日に30〜40km以上
人間の方が参ってしまうので計測不可 |
骨折するかも... |
| 駄載力 |
歩兵1名が30kgの荷を運ぶとすると、5人分はお任せ! |
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| ◆環境 |
平地育ち |
上り坂に強く、下りに弱い |
| 山国育ち |
どこでもOK! |
| ◆歴史 |
飛鳥・奈良 |
指揮官が馬上から歩兵を指揮していた |
| 平安 |
騎馬武者に引き入られた徒歩兵が主役
名乗り合っての一騎打ち
要、流鏑馬(やぶさめ)の技術(馬上から弓を射て敵を倒す) |
| 室町 |
例)武田騎馬軍団3000!
騎馬隊による集団戦時代到来! |
| ◆適性 |
戦闘用 |
気性が激しく、人間を蹴ったり噛みついたりする無礼者大歓迎!
戦闘用はしっかりと調教するので、輸送用を兵器としては使えない
鉄砲の音に驚くようでは失格! |
| 輸送用 |
大人しく、素直でよい子 |
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| 代表的な作戦 |
◆攪乱(かくらん)作戦<
乗込(のりこみ)
敵陣地と接近して布陣した場合、少数の騎馬武者を「物見」に仕立て、そのまま敵陣へ乗り入れる。 |
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◆混迷作戦
乗切(のりきり)
合戦中に敵の崩れた部分に一気に乗り込みかき回し混乱させる。 |
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◆強行作戦
乗崩し(のりくずし)
敵の飛び道具隊(鉄砲・弓)に向かって騎馬隊と槍隊が大勢で突撃する |
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| 逃がしたら罰金もの |
これがまたじつに困ったもので、どこかにキーでもついていれば道路端に駐馬して茶店で甘酒の一杯でもグビグビできるのだが、ちょっと油断をすると逃げるのだ。
さらに戦場では馬がたくさんいるのでお年頃のみなさんはラブラブツーショットになりたがるし、なかにははしゃいで手に負えぬものまで。
そこで前足に「狩袴(かりばかま)」という網の筒状になった馬具をはかせる。まあこれがキーの代わりかもしれない。(~_~;)
もしも逃がしたら重い処罰を受け、しっかり罰金も取られる。逃げた馬が暴れたのが原因で負戦になってしまうようなこともあった。 |
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| どちらがわから騎乗するのか |
戦国時代の騎馬武者は右から乗っていたらしい。これは左の腰に吊していたので刀の柄頭が鞍に当たってじゃまにならないようにということだそうだ。
・・・が明治時代になって左腰にサーベルを下げるようになってから左側から左足を鐙(あぶみ)にかけて乗るようになった。ちなみにわれわれ足軽は差していた。
吊していると下げているのでは乗る方向が逆になった方が便利だということだ。ん〜でもよくわからない、これは試してみなければ!
競馬の騎手も西部劇のヒーローも左から乗るのが当たり前だ。
でもよく観察していると戦国時代の映画やTVドラマ、江戸時代劇でも平気で左乗りをしている作品がある。これっていいのか! |
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