homereports on history 雑学・事件の検証etc...レポート
Nansou-Satomihakkenden/novel of the bakin-takizawa
伏姫の籠穴/南総里見八犬伝

JR内房線の岩井駅前にある伏姫と八房の像 掲げられた額には「伏姫籠穴」とあり石段を登って行く
「伏姫舞台」と名づけられたところ この奥に籠穴があるのだが門扉が閉まり鍵までも
「伏姫洞窟」の石碑/脇から入ってしまった(^_^;) 中には大きな水晶と仁・義・礼...の珠があった

住所:千葉県安房郡富山町

「南房里見八犬伝」は江戸後期の戯作者滝沢馬琴により、文化11年と天保12年に出版された膨大な長編小説だ。物語なのに「籠穴」があるのが面白い。
この話しは時代を超えてひとびとに愛され、映画(里見城に巣くう妖女玉梓の夏木マリさんが印象的)・演劇・人形劇(大昔NHKでやっていた)・テレビドラマとうさまざまな分野で紹介されてきた。

あらすじ※平凡社「日本架空伝承人名辞典」
安房の領土をめぐる安西景連との戦いで、飢饉のために里見城が落城せんとするとき、里見義実は戯れに愛犬八房に向かい、敵将を喰い殺せば伏姫を妻にさせるという。八房は景連の首をくわえて戻り、里見軍は勝利をおさめる。
そのご、義実は約束を反古にしようといろいろなだめすかすが、八房はあくまでも姫を求める。姫は父をさとし、八房とともに山中に入る。伏姫とは人として犬に従がうの意を表す名前であり、八房には、義実がいったん助命を口ににしつつ斬り捨てた美女玉梓(たまずさ)の怨霊がついていたのだった。
山中の洞窟に住み、日々「法華経」を読む伏姫に、八房も耳を傾け、心を澄ませているようであった。しかし、その霊的な結合により、伏姫は身重になる。姫を捜しにきた金碗大輔孝徳(かなまりだいすけたかのり)は、八房を鉄砲で撃つが、一弾が姫に命中する。その場へ義実も来あわせ、いったんは数珠の威徳で蘇生した姫は、八房の胤を受けたものではないことを証明するために、みずからの腹を割く。すると白気が立ち上り、姫の身につけた、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の八字を彫った水晶の数珠を包むと、八個の珠は光を発して八方に飛び散っていく。
そして数年後、聖玉を持ち、身体に牡丹形のあざのある八犬士が出現する。おのおのの知勇に秀でた彼らは、悪との戦いの中でめぐり会い、ついにはみずからの出自を知って八犬士が会同し、里見家を助けるようになる。

角川文庫の「新・里見八犬伝」も面白い。

2005/1/4
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