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獣面把手付土器/市内の羽沢遺跡から出土 |
園内には多くの竪穴式住居が復元されている |
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富士見市立水子貝塚資料館/土器・生活用品を展示 |
近隣の遺跡から出土した縄文・弥生・古墳時代の土器 |
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展示館では発掘調査の様子を再現 |
貝塚の断面図/ヤマトシジミ・マキガイ・ハマグリとう |
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住所:埼玉県富士見市水子2003-1 tel 049-251-9686
国指定=史跡 |
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地球は古くから温暖な気候と寒冷な気候が繰り返していた。縄文時代前期(≒5500年前)は現在よりも気温が数度高く、南極や北極の氷が溶けて、ずっと内陸まで海が入っていた。この状態を縄文海進(じょうもんかいしん)」という。富士見市の辺りは沖積地(東部の荒川低地)に海が入り込んでいて、「古入間湾(こいるまわん)」と名づけられている。
海の幸を求めて台地上(西部の武蔵野台地)には人々が集まりムラをつくった。そのひとつが水のあるところとか水が湧き出るところという意味の「水子貝塚」だ。小さな小川が流れ緑も多く恵まれた環境だったと思われる。
富士見市内には旧石器時代から近世にいたるまで60ヶ所の遺跡が確認されていて、そのうち15ヵ所が貝塚だ。水子貝塚は昭和12年(1937)に発見され、数回発掘調査が行われた。貝が竪穴式住居跡に捨てられて地点貝塚を形成し、直径≒160mの環状に≒60ヵ所の地点貝塚が分布する集落跡であることが判明した。貝塚からは貝のほかに魚や獣の骨や炭化した木の実、そして土器や石器も発見され、克明に当時の人々の生活が伺われる。
お酒の「ムササビ土器」ラベル。→ |
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2005/1/19 |
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