homecalls on Europe ヨーロッパのお城や建造物の紹介
chateau versailles/ヴェルサイユ宮殿



17世紀、太陽王ルイ14世はパリに代る新たな首都を造る目的で、ヴェルサイユの地に宮殿建設の白羽の矢を立てた。1668年に地着工し、もともと沼地であったが、土を運び森を造り川の流れも変え、≒半世紀近くの歳月を費やした。当代きっての建築家・造園家のもとで、つねに20000を越える人夫と、6000頭もの馬が動員されたという。
1682年、宮廷はパリからヴェルサイユに移され、おもだった貴族が召集されて連日連夜派手な祝宴が行われた。絶対王権政の象徴、バロック式史上最高の城だ。
全敷地面積は800ヘクタールだが、革命前は7800ヘクタールもあってこれは現在のパリ市の総面積に匹敵する。
1979年にはユネスコ世界遺産に登録された。

鏡の間(上)
噴水・王のベッド(右)

鏡の間は壁面にはめ込み式の17の鏡と、17の窓で構成され、長さ75m、幅10m、高さ12m。
天井には、ル・ブランとゆう画家がルイ14世の生涯を描いている。


photo:酎隊長
昭文社「個人旅行21パリParis」を参照



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